ドイツ語でレストランのメニューを読んでみよう

ドイツ語

こんにちはSAKUです。

ドイツでレストランやカフェに入ったとき都会の街でもない限り英語メニュー置いてあることはあまりありません。また、英語メニューや日本語メニューは品数が絞られていていたり、週替わりや月替わりメニューには対応していなかったりもします。ちょっと損した気分になりますよね?

そこで今回はレストランのメニューの読み方とよく使う単語を見ていきます。

メニュー構成

ドイツ語のメニューは見た目や食感味付け調理方法食材の4つで構成されていることが多いです。よく見かける料理を例文として載せておきます。

前菜 Vorspeise

Bauernsalat
mit Gurken,Paprika,Oliven,Tomaten,Zwiebeln und Schafskäse
農家のサラダ
きゅうり、パプリカ、オリーブ、トマト、玉ねぎ、羊のチーズ

いわゆるグリークサラダです。ドイツではGriechischer(ギリシャ風)を省略してBauernsalatと書いてあるところが多いです。

スープ Suppe

Kartoffelsuppe mit frischem Brot
ジャガイモのスープ 新鮮なパン付き

Hausgemachte Gulaschsuppe vom Rind mit Weißbrot
自家製 牛のグラーシュスープ 白パン付き

グラーシュスープはもともとハンガリー料理ですが、ドイツより東側の国々でよく食べられています。

メインディッシュ Hauptspeise

Paniertes Schnitzel vom Kalb mit Kartoffelsalat
衣をまぶした仔牛のシュニッツェル ポテトサラダ付き

ドイツの代表的なシュニッツェル、「Paniert」は省略されて書かれていないことが多いですが、後ろの「Kalb」は仔牛という意味でこの表記がない場合は豚になります。メニューに書かれていなくても注文の時に言えば大抵のお店では仔牛や豚、鶏肉などに変えることができます。

Hausgemachte Maultaschen geschmälzt mit  Butter
und Zwiebeln an Bratensauce und Kartoffelsalat
自家製 マウルタッシェンのバター和えとグレービーソースのかかった玉ねぎとポテトサラダ付き

シュヴァーべン地方の郷土料理マウルタッシェン。「in der Brühe」煮てスープのように提供する。「 geshmälzt」炒めた玉ねぎを添えてポテトサラダをつける。 「geröstet」棒状にカットして表面を焼く。の3種類の調理方がよく使われます。同じ料理でも違いが分かると楽しくなりますね。

Zanderfilet auf Weißweinsauce mit Salzkartoffeln und Salat
パイクパ―チのフィレ 白ワインソースかけ 塩ゆでジャガイモとサラダ付き

Zanderはスズキ目の淡水魚でドイツでは人気がある魚です。ドイツ料理屋に行くとZanderかLachs(鮭)がメニューに載っているかと思います。

デザート Nachspeise/Dessert

Ofenfrischer Apfelstrudel mit Vanillesoße
焼きたてのアプフェルシュトゥルーデル バニラソース付き

デザートは「焼きたての」みたいに修飾語をつけて書かれてあることが多いと思います。たいしたことは書いてないことがほとんどなので無視してもかまいません。

よく使う単語

メニューに書かれる調理方法、味や食感の表現をまとめています。

日本語 ドイツ語
茹でた gekocht
フライパンなどで炒めた gebraten
グリルで焼いた、焼いた gegrillt
オーブンなどで焼いた geröstet
沸騰させずに茹でた pochiert
柔らかく蒸し煮にした geschmort
鍋で煮た~ eintopfen
蒸した gedämpft
漬けた eingelegt
マリネした mariniert
塩漬けした gepökelt
生の roh
ミックスされた gemischt
ピュレの püriert
乾燥させた getrocknet
燻製の geräuchert
盛り合わせ sortiert
衣付きの paniert
まぶした abgestaubt
~を添えて mit
付き dazu
甘い süß
辛い scharf
ピリ辛 pikant
しょっぱい salzig
酸っぱい sauer
おいしい lecker
付け合わせ Beilage
苦い bitter
香辛料が効いている gewürzig
コクのある vollmundig
クリーミーな cremig
パリパリした knusprig
フワフワした flauschig
(肉が)固い  zäh
みずみずしい saftig
繊細な fein
考え抜かれた  raffiniert

 

 

今回はメニューの読み方について書きました。私がドイツに来たばかりのころドイツ料理屋に置いてある日本語メニューといえばソーセージとシュバイネハクセ、シュニッツェルの3つだけに絞っているところがざらにありました。その理由は「それ以外の注文がないから」だそうです。メディアのイメージからでしょうか・・・。ドイツにも他国に比肩する美味しい料理と食文化があるのでゆっくり書いていきたいなと思います。

 

以上SAKUでした!!

タイトルとURLをコピーしました