こんにちはSAKUです。
10月も終盤にさしかかってそろそろアノ日が近づいてきました。アノ日・・・そう「ハロウィン」です!!今回はドイツのハロウィン事情について書いていきます。
ドイツではハロウィンはあるのか?
「ドイツでもハロウィンするの?」とよく日本の知人に聞かれたりしますが正直に言うとあまり重要視されていません。ヨーロッパ発祥なのになぜなのでしょう。その理由について見ていきます。
理由その①
ドイツにアメリカのハロウィンが持ち込まれたのは1995年と言われており保守的なドイツ人にはまだまだ年行事として定着するにはまだ日が浅いのが原因の一つかもしれません。
理由その②
ドイツの伝統行事と相性が悪い。
ドイツにはハロウィンよりも10日ほど遅れて「聖マルティンの日」というものがあります。子供たちがランタンを持って各家を訪問し、賛美歌を歌ってお菓子やプレゼントをもらうというカトリックの行事です。ハロウィーンのTrick or Treatに似てますよね。

「聖マルティンの日」
そして、みんなで仮装して街を練り歩くイベントといえば・・・そう!!カーニバルです。時期は違えどドイツ人にはとても大きな行事の一つで、「似たようなもんでしょ?」とでも言おうものならドイツ人の機嫌はたちまち悪くなってしまうかもしれません。
この「聖マルティンの日」と「カーニバル」が混ざったようなよくわからんイベントがアメリカから入ってきたと冷ややかな目でドイツ人たちは見ているのかもしれません。
理由その③
多くのドイツ人たちが子供のイベントという認識があるらしいです。
学校や日曜日の旧市街などでは子供たちのアクティビティとしてkürbisschnitteといってカボチャのランタンをつくるイベントはそこら中でやっています。
またベルリンやハンブルク、ミュンヘンなどではパレードイベントが開催され、若者のパーティ文化として根付いてきているようです。
しかしながら年々その規模は拡大しており、大手デパートでは10月に入るとホラー系コスプレグッズが売り出されます。お菓子業界もクリスマス、イースターに次ぐ書入れ時だとしています。
今現在ハロウィンを楽しんでいる世代が親になるころにはSüßes oder Saures?(ジューセス オーダー ザオレス)「お菓子かイタズラ?」といって子供たちが近所の家々を回る光景が見れるのではないでしょうか?
最後に好みのコスチュームを探したいけどなんて言ったら分からない!!そんな人のためにドイツ語で怪物たちを何と表現するかまとめたいと思います。
怪物たちのドイツ語の名前
日本語 | ドイツ語 |
魔女 | die Hexe |
魔法使い | der Zauberer |
狼男 | der Werwolf |
吸血鬼 | der Vampir |
フランケンシュタイン | Frankenstein |
幽霊 | das Gespenst/der Geist |
悪魔 | der Teufel |
死神 | der Sensenmann |
妖精 | die Fee |
ユニコーン | das Einhorn |
ゾンビ | der Zombie |
ミイラ | die Mumie |
骸骨 | das Skelett |
宇宙人 | der Alien/der Außerirdischer |
かかし | die Vogelscheuche |
こうもり | die Fledermaus |
クモ | die Spinne |
からす | die Krähe |
ホラー映画 | der Horrorfilm |
「聖マルティンの日」の日といえばガチョウですね。クリスマスに向けてガチョウとジビエのシーズンがやってきます。またの機会に記事にまとめてみたいと思います。
以上SAKUでした!!