こんにちはSAKUです。
みなさんはラクリッツという食べ物をご存知でしょうか?
ドイツやオランダ、北米では一般的に食べられている黒いグミのような食べ物です。
日本では「タイヤの味」がする欧米の奇妙な食べ物としてあつかわれています。HARIBOのラクリッツ味なんかは「世界一マズいグミ」なんて書かれたりしていますよね。
ではラクリッツがどういったものか見ていきましょう。
ラクリッツ
原料
ラクリッツはドイツ語ではエヒテス・ズュスホルツ(Echtes Süßholz)と呼ばれるスペインカンゾウ(甘草)という植物の根で漢方薬のようなもので出来ています。

スペインカンゾウ
効能
成分は、抗酸化・抗ウイルス作用のあるグリチルリチンを含んでいて、昔から咳や胃腸、肝臓に効果があるのでお茶として飲む習慣もありました。ちなみに抗ウイルスと書いてあるようにグリチルリチンは免疫力を高めるのでコロナ対策にもなるとかならないとか・・・
風邪のときのど飴代わりになります。
食べ過ぎると嘔吐などの症状が現れるので食べ過ぎは注意です!!
味
「タイヤの味」はしません。漢方薬のような味のグミで後味にヱグ味のある苦味があります。薬としてとらえるなら、まぁ仕方ないと食べられるレベルですが、私はすすんで食べたいとは思いません。
しかしながらドイツ人は大人から子供まで結構パクパク食べてるんです。

ラクリッツソフトクリーム
お土産に
あんまりいいことが書けなかったラクリッツについてですが、お土産として買われてみるのはいいかもしれません。色々なタイプのラクリッツ菓子がスーパーに売ってあるので海外ならではのネタとしては面白いかもしれません。
今回はラクリッツについて書いてみました。ラクリッツだけではありませんがやはりその国、土地に好まれる味覚があります。一概に「こんなまずいもの食べるなんてどうかしてるわ」とか思わずにそういう食文化があるんだなという風にとらえていけたら素敵だなと思っています。
以上SAKUでした!!